LastUpdate 08/03/16
 
019 死にっプロ

※ご注意:日記の内容が古く、また読みにくい点が
多くありますので、あらかじめご了承ください。

[ 冒頭から臆病さん ]

先に言おう。

僕はこの日、すでに二回死亡し、
大幅にケケンチロストを味わっていた。

言い訳をするつもりはないが、僕はプレイが下手で知識も少ない。
それが冒険者としての最高の形であることを自負しているからである。

だけど、そういう人間は、どうしても他人の助けを必要とする。
こういう世界であるからして、手助けをしてくれる仲間さえ居れば
僕は成長する事が叶うのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕が頼る人間は限られている。

この日は姉Liznaを訪ねる事にした。
狭い故郷ウィンダス連邦から飛び出し、30分以上かけて
ジュノ南方エリアのロランベリーに到着した日の話。

この頃は特に、白魔道士でのソロに限界を感じていた。
Lv20を越えたあたりから、”楽狩り”でさえ難しくなってきていたのだ。

別にソロが滅法好きというわけではなかったが、
仲間と時間帯が合わない為、成長に対してジレンマを感じつつソロをこなす日々。

僕は下手で知識もないが、
露骨に足手まといになることを避けようと
自分なりに努力していた。

その結果が二回死亡し、大幅にケケンチロストし、
Liz姉に泣きついた・・・という冒頭であった。

あかんやん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Liz姉に呼び出されたポイントに駆けつけると、

そこには見た目が物凄い生き物が陣取っていた。
オチューだったのだけど、モルボルと見た目が一緒なのだろうか。
確か似たような種類だったような気がするが。

近くに寄って、撮影したりする。
チョコボに乗っている時は攻撃されないので
安心して観光気分に浸れるというもの。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それはさておき

3かいめ。

ぼんやりしていたら、突然チョコボから降りてしまい、
逃げる暇さえ与えられずオチューの餌食となった僕。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

高い勉強代となったが、

チョコボに時間制限がある事を知る事となった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さておき、

多分、今までで一番脱力したかもしれない。

30分以上かけて、せっかくジュノまで到達して、
チョコボから降ろされて殴られたのである。

僕は下手なもんだから、クフィム半島OPワープを使えない。
正確にはOPからインスニを使ってジュノに入ることが出来ない。
よって、大幅に遠回りしてやってきていたのだ。

なんだ、僕はわざわざ
ジュノまで殴られる為に走ってきた
のか、と。

すぐさまジュノでHP設定しなかった僕が悪かったのだけど
なんだかもう、なんだよもう、あーもう

とにかく切なくなった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だけどロストしたケケンチがどうしても諦め切れず、

ウィンダス→クフィムへとOPテレポで飛んだ。

クフィム半島タワー前に飛ばされた僕は、
ジュノ側から現れたLizとTenの二人と合流する運びに。

クフィム半島には、
ジャイアン(ト)と呼ばれる巨人、骨、ウェポンと呼ばれる強敵が存在し、
インビジとスニークを駆使しないと弱者には結構辛い。

よって、僕もLizに手法を伝授されつつ、
なんとか姉とキノコの元に辿り着こうと必死だった。

次死ぬなんて事はあってはならない事だ。
せっかく溜めたケケンチが一日でごっそり減ってしまっていたので、
僕の気持ちはどんどん下降気味に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Liz姉に心配をかけない為ににも、

ここはどうしても辿り着かなくてはならない。

スニークは足音を消す魔法。
足音で感知する敵に有効だ。

Lizの説明では、確か”骨系”が聴覚探知だっただろうか。
ジャイアン(画像)は、視覚感知だったように記憶している。

つまり目線に入らなければ回避できるはずなのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あまりにもモタついていた為か、

LizとTenが少しずつであるが
こちらに向かってくれる事になった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なんとしても」という気持ちが根底にあった。

いつまでも殴られっぱなしではいけない。
そういう強い気持ちが作用してか・・・

ようやく、LizとTenが待つポイントまで
辿り着く事ができたのだ。

「やった!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕はとうとう、

よーし、どうした。

画面いっぱいに何かが見えた。
”何か”がぶつかってるような気がする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

げっ

ジャイアントがカタパルトって技を出したのかッ!

二人の下に辿り着いた安心感で、
最後の最後に引っ掛けてしまったのかッ!?

ただのドジか!?

まさか、目線には気をつけて走ってきたはずだったのに・・・
まぁでも二人が素早くヘイトを奪ってくれれば多分助かるだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

多分、

いや、助かるのか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いやホントこれ、

4かいめ。

笑うしかない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

LSにて、

僕の恥が大々的に垂れ流される。

リンクシェルって便利。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

すぐさまPartyチャットにて、

Lizに注意される事となった。
さすがに4回死んだ事で、僕も情けないやら
申し訳ないやらで自己嫌悪に黄色信号である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ギルドArcからSetukiこと”せっつん”が派遣されてきた。

彼女は会う度に全裸である露出ミスラだ。
彼女にレイズを頂き見事復活。

いやぁ助かりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後、

僕たちはジュノ港にて、カザム行きの飛空艇を待つ。

大幅にロストを味わった僕の悲惨体験に同情もあり、
Tenがセッティングしてくれた形であった。

Margeさんという熟練者が
カザムでの”おいしい狩り”というものを
体験させてくれるとの話だ。

そんなこんなで集められた数人の野良さん達と
”カザムのおいしい部分”をかじりに行く事となった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

すぐにカザムに到着し、

やがて部隊編成後に、ちょっとした打ち合わせ。

狩場はカザムを出てすぐの空き地のような場所。
迎える敵の見た目は”ただのマンドラちゃん”と陳腐である。

だけど見た目はマンドラちゃんと言えどLvが高くて、
もちろん強いのでFullPartyならばケケンチもおいしい。

僕は野良経験が少なく、戦い方もよく知らない白/黒だったので
とにかくメインサブタンクの体力が減ったら、ケアルIIを投げるという役を
任されていたつもりだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

狩場に到着すると「あ、この辺で待機してて」と言われ、
定位置にて座って、タンクのHPが減ればケアルIIを撃つ
という動作を繰り返し、

それ以外はずっと座ってMP回復していた。
下手に動くと”敵を引っ掛ける可能性がある”との事だった。

よって画面はずっと固定であり、走り回ったりする事も無く、
延々と動かない画面の端っこで、Pullされてくるマンドラちゃんが
殴られる様を見ていて思ったのだ。

「ずっと同じ画面ww」と。

リーダーであったMargeさんがうまかったからだろうか、
熟練者が半数を占めていたからだろうか、
この日のPartyは、エリア際に逃げる事はあっても、
全壊するほどの大ダメージを食らう事がない。

全滅なんて当たり前だと思っていた自分に
鈍い衝撃が走った。

みんな(皆さん)は、
こんなに安定して戦っているものなんだ、と。

効率的な狩りであった。
単なるレベリングであるからこれでよかったのだろう。

FFはMMO界きってのマゾゲーとして名高い。
だからたまには効率重視もいいだろう。

そう思いつつも、変化のない画面に
さすがの僕もネタの抽出ができずにこの日は終わった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

よって本日は、

この画像で〆る。

結局、ロストしたケケンチは全て戻り、
さらにLv25まで引き上げてもらう事に成功した。

この日を境に思ったこと。

「僕は、白が合ってないのかもしれない」

当たり前の事実に今更気付いた僕は、
”僕らしさ”取り戻す為に、一時”白”を封印する事にした。

 

 

 

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