LastUpdate 08/03/18
 
020 赤い残像

※ご注意:日記の内容が古く、また読みにくい点が
多くありますので、あらかじめご了承ください。

[ 星星を称える大樹の下に生まれて ]

FF日記・暫定最終話なのです。
だけど読んでくださってる方は知っての通り、
やっぱりただ単に死体画像を陳列しただけの展開だったので
FF世界を満喫したとは言い難く、無念の延長となりました。

30話までお付き合いください。

その日の僕は、夕暮れに映える”星の大樹”を見上げて、
ぼんやりとした圧力に胸を焦がしていた。

”ミッションをそろそろ進めなければ”
Liz姉の催促もあり、僕はとうとう己のケツを蹴り上げる。

そして、ここへ辿り着いたのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

星の大樹には、”星の神子”が居るとの話を聞いた。

”星の神子”とは、女神アルタナの生まれ変わりと位置づけられる
ウィンダス連邦の最高権力者(一個人)だという。

もちろん一人のタルタルであるのだろうが、在位中は人名を持たず
共通して”星の神子”と呼ばれるのが一般的なようだ。
退位後は、襲名前の名前で呼ばれるとの話。

また”星の神子”が行う占いや予言によって、
ウィンダス連邦の政治意思が示されるのだという。
魔法立国(学術都市)らしいといえば、そうなるだろうか。

ウィンダス連邦は、
元首に”星の神子”を政治指針かつ象徴として称え、
最高機関として元老院が置かれ、
神託議会、院長議会が属している。

また5つの公共機関として、
「口の院」、「鼻の院」、「目の院」、「耳の院」、「手の院」がある。

この日記(ミッション話)に度々登場する
暴走メガネタル・アジドマルジドは公共機関「口の院」の現院長であり、
立場的に暴走するような(するべきじゃない)方じゃないはずだった。

「口の院」は、ウィンダスの軍事機関で、
ウィンダス連邦主力である戦闘魔導団を有している。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さてさて脱線したけども、星の大樹での話。

入口の守衛的なタルに話しかけてみた。

”天の塔”と”星の大樹”は、なんとなく同じぐらいの意味合いに感じる。
元々あった”天の塔”に、”星の大樹”が絡みついたって感じなのだろうか。

言われた通り、「書記官の間」とやらに進んでみると
体に似合わぬ書籍群の前に、数人のタルタルが居た。
事務仕事でもしているのだろうか。

どうやら”ここまで”は誰でも入れるエリアらしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中でも髪色が目立つタルに話しかけてみた。

どうやらミッションに関する話を聞けるらしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

すると、一人のミスラが

力強い足取りで近づいてきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大きな弓を背負い、悲しい目が印象的なミスラ。

その名を、セミ・ラフィーナ(Smih Lafihna)という。
”星の神子”を護衛する守護戦士のリーダーで、
ミスラ族の次期族長候補との不確定な噂もある実力者。

セミ・ラフィーナの導きにより、
僕はあっさりとミッションを進めるに至る。

他国を探索してこいというミッション内容。
他国の内情を知り、世界を肌で感じろというのだ。

僕は、すでに慣れ親しんだバストゥーク共和国、
それに一度も足を踏み入れた事がないサンドリア王国について、
今更ながらに興味を持った。

歴史もそうだけど、このミッションがどのような方向に向いていくか、
単純に興味をもったのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だけどまぁ、

遠いねん2国。

正直もう移動距離が長すぎて、
今の僕にはウィンダス港で釣りぐらいしかできない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウィンダス港には、釣りの醍醐味ともいえる

尻ミスラが居る。

正直エロスである。
今気付いたけど、釣りとなんら無関係である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その時ふと、
赤い髪色の書記官の言葉を思い出す。

他国へ行けば、僕はウィンダス連邦の”顔”となる。
いわばタルタルの代表のようなものである。

よって、平和を尊ぶ心持ちで
他国との協調を大切にしなければならない。

僕は知らないうちに
ミッションの事を考えていたのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

考えながら、

この撮影技術。

どうだい尻ミスラ。
ちょっとした軽犯罪である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

20年前、水晶大戦と呼ばれる傷が残った。

僕はまだ詳しい歴史には触れていないから語ることができないけど、
とにかくウィンダス連邦を追い込むほどの”何か”がそこにはあったに違いない。

それに天才召喚士カラハバルハという人物について、
僕はとても興味があった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

興味はあったが、

尻ミスラには勝てない。

むっちむちです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さておき、釣果はといえば、

尻の魔力によって、集中力が拡散しており、

もう何が何だか。
かわいいのは確かな事実。

最後の方には、「別に釣れなくてもいいか」とか思う始末。

そんなこんなで、
僕は色んな要素を踏まえて、ウィンダス港が好きである。

要素は尻だけであるが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また別の日の話。

その日僕は、三大強国ミッションの事もあり、
たまたまバストゥーク共和国・商業地域に居た。

偶然LSに古い顔を見つけたので狩りに誘ったのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その名をAkahiko。

Arcでは、”赤”といえばこの男を指し、
それは同時に”炎”を意味する。

”赤彦”、”Red”等の呼び方があるが、
その辺は適当である。

彼はたまたまこの時期にFFをプレイし、
たまたま路上でPic艦長と出会って
たまたまFFArcに入隊したそうな。

偶然といえば偶然か。

彼Redとは、
別の世界観(EverQuest)の通称”月世界”と呼ばれる場所で
二度とMMOがしたくなくなるほど虫キャラを狩り続けた思い出がある。

薄暗い洞窟で
虫を何百匹も狩り続けたなぁ、と。

「虫ゲーかよーーー!?」

とか自暴自棄になってた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さておき、ここはヴァナ・ディール。

RedはLv的にまだ若く、僕とは差があった為、
「じゃぁ援護するよ」って運びになった。

僕は特にバストゥークエリアの狩場に暗かったので、
Redが普段狩っている南グスタベルグ南西の狩場に
案内してくれる事になったのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Redいわく「温泉街」と呼ばれるダンジョンだった。

所々から”間欠泉”と思しきものが噴出しており、
目鼻に硫黄臭を感じさせる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Redもまだ慣れているわけではなかったから、

迷いつつも、”適正の狩場”を探し続けた。

しかし、10分20分と経過するも、適正狩場は見つかる事がなく、
ただ延々と走り続けるのである。

僕も道がわからず、MAPも持っていなかったので、
サポートできるわけでもなく、ぼんやりとRedの背中を追い続けた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

すでに20分以上・・・それにしても遠い。

迷っているというからには、適正の狩場は、
きっと分かり辛くややこしい場所にあるのだろうと予想できるが、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Redいわく、

どんな迷い方したん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時間だけが無駄に過ぎていく。

僕たちがこの温泉街で迷って、すでに数十分が経過したが、
結局、適正の敵と一度も戦うことがなかった。

つまり成果はゼロである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

えーと・・・

もしかして、ここって・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

出口という名の入口でした。

一体、何に迷ってたんだと問いたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だけどまぁ、スタートに戻った事で、気持ちをリセット。

怪しげな宗教集団の神様のお告げを聞いたRedが
とうとう快進撃を開始したのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おお、これだこれ。

噴き上げる間欠泉に乗って
ダンジョン上エリアへと移動できる温泉エレベーター。

普通に考えたら、洒落にならないぐらい大火傷だと思うけど、
そこはそう!ファンタジー!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この間欠泉エレベーターの上エリアこそ、

Redが適正だとする”ゴブリンが巣食う狩場”であった。
迷いに迷って、ようやく到達する事ができた。

ここで僕は一つの決心をする。
Nobやコロちゃんが、若かりし頃の僕を援護してくれたように
今度は僕がRedを助ける番だと思ったのだ。

できればまぁLvを合わせて成長していきたいと考える。
それには援護する側の心意気と技術が必要だ。

まぁ適当にケアルするだけなので、
特に技術は必要ないか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

と、いったところで一匹のゴブリンと接触!
相手は”たかがゴブリン”であるからして、
軽やかに処理していけるはずだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だけどまぁ、

あからさまにミスる僕。

まさか、僕の専売特許である

「即死→レベルダウン」

の超必殺技をRedまでが使いこなすとは。

なぜこのような事になったかというと、
僕が自らの回復力を過信していた為、
なんとなく回復が遅れてRedが昇天したという話。

すごく単純だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

い、いやぁ・・・

迷いに迷って、やっと到達した適性の狩場で、
一発目に出会ったゴブリンに殺されてしまうとは・・・

なんとも申し訳ない・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だけど、

笑える。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だがしかし、Lv25になった白である僕は、

なんと蘇生魔法レイズを入手していたのだッ!
意気揚々とRedに初レイズをお見舞いッ!!

「食らいぃやがれーーーッ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして・・・なんとかRedが復活・回復し、

次こそは、次こそは安定した狩りを・・・と望まれる場面。
先ほどの狩りを心の中でおさらいしてみる。

Redは確かに、
僕の指示通りに戦っていた。

<Bouの指示>
Bou「回復は全部僕がやるから、
MPは全部敵に叩きつければいいよ」

Redはその通りに戦い、
回復はこなかった。

詐欺に近い。

でも、次は絶対大丈夫のはず。
だって、だってだって、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レイズを受けた時のRedは、

なんか気持ち悪いぐらい浮いてたから。

だから大丈夫に違いない。
根拠とか勝算は相変わらずない。

画像にもあるが、このゴブリン広場には、
地上温泉ワカメのような背の高い植物が群生しており、
正直、ちょっと邪魔だった。

ターゲットができないというわけではなかったが、
視覚的に見えにくい場合が多く、僕は生理的な違和感を感じていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あーもう、見えにくい。

ワカメ、あーもう、見えにくいなワカメ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ワカメもう、

死んでるよオイ。

Redは二度、見殺しにされた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カメラを引いてみる。

何度確認しても死んでるっぽい。

いやいや、ぽいじゃなく、死んでるよ。

現実を見ろよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Redは、そのまま落ちた。

まぁRedはその程度で
スーパーサイヤ人になったりする人格ではないので、
全然大丈夫なのだ。多分。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Redがそのまま落ちて、僕は8秒で迷子になり、その場で泣いた。

全然知らない人に助けを求めて、
外まで誘導していただいた。

これこそMMOの醍醐味である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さらに温泉ドタバタ劇から数時間後。
バストゥーク共和国内には、ウィンダス連邦の領事館が存在する。

”天の塔”であの赤髪の書記官が説明した通りに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そこでミッションの続きを実行する事となった。

一人の出張タルを捕まえると話が進行。

そこから大統領府へと移動するよう指示を受けた。
ピウス(Pius)という人物に会えばいいようだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大統領府は近い。

巨大なバストゥーク紋章を背に、

偉そうな役人の話に耳を傾ける。
僕は他国の人間ゆえ、煙たがられているのだろうか。

次は大工房の食堂に居るガルカか、と。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

食堂にて、

パルブロ鉱山奥にあるという精製装置で、
「鉱山の砂利」を「ミスリルの砂粒」へと精製せよって話だ。

ミスリルの砂粒を持ち帰れば、
きっとミッションが進むはずであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガルカの話を聞き終えて、外に出ようとすると、

一人の女性に出会った。
その名をLion。

未だ彼女の思惑は謎のまま、

その場で別れた。
また会うこともあるのだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パルブロ鉱山へと向かった日の話。

僕は一人でこのパルブロ鉱山へ行く事に不安を感じていた。

だけどミッションを進めなければという使命感が勝利する。

薄暗い鉱山内に入って少し後悔した。
本当にたった一人で行けるのだろうか。

LS内でその事を話していたら、
たまたまその日、パルブロ鉱山に入っていたPartyに
誘ってもらえる事になった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リーダーはFienaっち。

温泉街で死闘を繰り広げたRedも居た。

度々、僕の事を助けてくれる初心者にやさしいミスラだ。

この日は、Partyに誘ってくれ、入口まで迎えに来てくれたものの、
あまり話すことなく、Fienaっちは走りだしたのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

思惑が掴めないまま、小さな期待を抱いた。

ミッションを手伝ってくれるのかもしれない。
精製マシーンのありかを知っているだろうから、
そこまで連れて行ってくれるのだろうか。

僕は色々な思いを巡らせる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だけどFienaっちは、一心不乱に走り続ける。

違う期待もある。

パルブロ鉱山には、亀の獣人クゥダフの産卵場があるという。
もしかしたら、見たこともない未知の景色を僕に紹介してくれるのだろうか。

見たことのない景色、
見たことのない敵、

僕は胸を高鳴らせるのであった。
そこに「見たこともない何か」がある事を。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

が、いざ到着してみると、

見たことある。

Redは、とにかく死にすぎだった。

 

 

 

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